【DIY】防音室の自作にかかるポイントを設計から間取りまですべて公開

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防音室を自分で作っちゃうもんね

なんだかやる気にあふれてるね

に作るって言ってたもんね

防音室を作るしかないと決断したので、
今回の記事では実際に作る経緯についてご紹介します。
一から考えて作るには勇気がいると思います。
材料も全て載せているし、費用感や時間、考えることなどが参考になれば嬉しいです。

完成形はこちらです。

今回の記事はこのような方向けです

  • 防音室ってどれくらいかかるのか知りたい
  • 防音室を作りたい
  • 防音室は欲しいけど、高いのはムリ
  • 思い切り歌ったり、楽器を弾きたい
  • DIYが好きで何を作ろうか迷っている
  • 断熱に優れた部屋が欲しい
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防音室を自作するに至った経緯

防音室を自作しようと思い立つまで、紆余曲折があったので、
自作する前の行動はこちらに記載してます。

防音性能について

防音室は防音性能が全て

防音室というからには、防音性能にこだわらないと意味がないです。
…と言っても性能を出すために材料にこだわり出すとコストがあがり、
結果専門業者にお願いすれば良かったとか、
ヤマハのアビテックスを買った方が無難だったとかになってしまいます。

防音性能とは

防音出来ているか出来ていないかは
結局、周りの人が音が気になるか気にならないか。
防音性能が高いものを作っても、出す音が大きすぎて、
音が漏れて、周りに迷惑をかけてるようだと
それは目的が達成出来てないです。
防音性能はDr値で表現されますが、結局それはただの指標です。
ただし、Dr値がないとどれくらいの性能なのかわからないので、
Dr-40とか言った数字は必要になります。

完全防音はあきらめる

無音にすることはできないので、
完全を求めるのは難しいよ

完全に音を遮断するということは非常に難しいです。
建物の構造から考える必要があり、コストもかなりのものになるはずです。
完全な防音ができなくても、
音が気にならない程度を目指すというのが大事だと思います。

固体伝播音と空気伝播音

防音室を考える上で、知っておく必要があるのがこちらです。
どちらかを防げば良いわけでなく、どちらも防ぐ必要があります。

固体伝播音

建物の床などの構造を伝っていく音。

空気伝播音

空気を伝っていく音。

音を漏らさないためのポイント

防音室を自作する上で
非常に大事なポイントじゃよ

ドア本体

スタジオなどであれば、鉄製の100kgくらいあるドアをつけるようです。
防音室専門の施工業者にも概算で見積もりを依頼しましたが、
鉄製のドアをつける業者とは全く価格帯が合いませんでした。
良いものを作るということにこだわり過ぎて、
コストを下げたいというニーズを全く理解してくれなかったです。
確かに性能は良いように思いましたが、マイクを使わなくても、
大声で歌うと外に音が聞こえる程度なので、そこまでの違いはないかもしれません。
まさに、これだけの金をかけてもこの程度かと思ってしまいました。
ドア本体も自作出来ます。
簡単に言うと、ドア枠を作り、下の構造で挟み込む。
あとは、ロックウールかグラスウールを多めに詰め込むことです。

ドアの隙間

ハンドル

ドアノブに普通のハンドルを使ってもドアを締め付ける力が弱いので、
ハンドルはこだわる必要があります。
イメージとしてはガッチャン!とできるようなハンドルです。
グレモンハンドルを使いましたが、こちらが非常に良かったです。

パッキン

隙間は完全になくす!これにはこだわりが必要です。
この地味な作業をするかしないかで防音性能がかなり変わります。
ゴムパッキンは安いので、満足のいくまで頑張りましょう。

これはドアの作りとほぼ同じで、ベニヤが石膏ボードに変わったくらいです。
やっぱりロックウールを挟み込む感じです。

換気扇

機密性が高いので、しっかりと換気扇を付けておかないと窒息してしまいます。
この換気扇もこだわりを持ってつけないと音がダダ漏れになるので、注意しましょう。
ちょっと値は張るけど、1万ちょっとなので、
中途半端なのを付けるよりは熱交換式換気扇にしておいた方が後悔はないです。
ということで、ロスナイ一択だと思います。

これもドアや壁に似てますが、ココで気にしないとならないのが、固体伝播音の話。
床はドンドンと響くので、音を防ぐには柔らかめの素材を敷く必要があります。
ただ、フワフワし過ぎても、感覚が狂ってしまうし。。となかなか加減が難しいところです。
こちらの構造で作っていますが、満足いく感じに仕上がりました。

材料

防音室をDIYするうえで必要だった材料はこちらです。
これだけあれば、防音室作れます!

  • 2×4材
  • 石膏ボード
  • 有孔ボード
  • ハイクッション
  • 遮音マット
  • 遮音シート
  • 断熱材(ロックウール)
  • 換気扇(ロスナイ)
  • グレモンハンドル
  • ドアパッキン
  • クロス
  • 照明
  • ハイクッション
  • ジョイントマット
  • 巾木
  • ベニヤ板
  • ドア枠
  • 戸当たり
  • エアコン
  • カッティングシート
  • ビス
  • VVFケーブル
  • スイッチプレート
  • ジョイントボックスう
  • ボンド
  • 丁番

グレモンハンドル

グレモンハンドルは防音室を自作する際には初めて知りました。
下のようなものです。
ドアにいきなりつけるのは怖かったので、まずは適当な木につけて試してみました。

ハイクッション

ハイクッションは下のようなものです。
このクッションマットを敷くことで固体伝播音を大きく下げることができました。

熱交換換気扇・有孔ボード

熱交換換気扇のは左のようなものです。
付ける前の写真はなかったので、設置後のみになります。
有孔ボードは音の吸収に良いので、貼ると良いのですが、
全面張ると費用が結構上がってしまうので1面のみにしました。

DIY防音室の概要

間取り・サイズ

(幅×奥行×高さ)270×180×200
普通に人が立てる、3畳タイプの防音室です。

大人2人、子供2人で冬に寝てみましたが、
断熱材が効いているので、毛布いらずで寝れるくらいです。

費用

エアコンを除いて材料費で約20万円かかりました。
欲張って広いサイズにしたので、当初想定より金額が上がってしまいました。

時間

構想、設計、材料購入、搬入、工事全て含めて約100時間くらいです。
終末だけでやったので2か月くらいかけてのんびりやりました。

防音室を組立てる工程

初期状態

最初の状態です。
元和室です。
固体伝播音の伝達を下げるために、畳はそのまま生かしました。

下地作り

ベニヤを引いて、その上にハイクッションを敷いたところです。
本当はハイクッションを全てに敷き詰めたかったのに、在庫切れで断念しました。
入荷を待つと1週間はかかるとのことから、部分的に敷くことにしました。
土台は後からはどうにもできないので、入荷を待っても良かったかもしれません。
ただ、時間を置くとやる気に影響が出そうだったので、着手を急ぎました。

床づくり

ハイクッションの上に防音マットを敷いたところです。
防音マットって、鉛で出来てるようで、メチャクチャ重いです。
この重さが防音してくれそうで安心感には繋がりますが。

防音室の床になる枠を置いてみたところです。

床の片面に防音マットを付けたので、裏返すところです。
この時点ではスペースがあって裏返せましたが、
後々スペースがなくて作業がしにくくなってきます。

底が出来たら、断熱材を敷き詰めていきます。

壁づくり

床が終わったので、壁を作り始めました。

床と壁が1面ついて、ついに立体的になり始めました。

逆側の壁も作り、部屋っぽくなってきてます。

上棟

壁4面を付けたところです。

次は、立てた壁に謝恩シートを張っていきます。
壁の構造は
ベニヤ~遮音シート~ロックウール~遮音シート~ベニヤです。

外装

遮音シートを張った後は、
定点での写真が残ってなかったので文章のみになります。
石膏ボードを全面に貼った後、クロスを貼りました。

内装

ロックウールを全面に貼り、その上に有孔ボードを貼ってます。
あとはライトとエアコンを取り付けて内装は完了。
エアコンは業者さんに取り付けてもらいました。

扉加工・取り付け

一番のこだわりは扉かもしれません。
通常の扉だと、あまり防音にならないようです。
かといって、鉄の扉だと搬入と耐荷重が問題でした。
色々と調べ、扉も自作することに。
部屋と同様、2×4材で枠を作り、
遮音シート、ロックウールで密閉しました。
フラッシュ扉という作り方のようです。

完成

ついに完成!

大満足!!

まとめ

作り始めはDIYは好きだけど、知らないことだらけでした。
ビスって何だろうという状態でした。
2×4材も使ったことなかったし、
石膏ボードがカッターで切れるということも知らなかったです。

防音室の骨組みを作るのは4日くらいでできました。
扉やドアノブや換気扇、壁紙などにこだわっていた時間の方が長かったです。
ほとんど一人で組み立てましたが、
屋根を上に上げるのは一人ではむりだったので、手伝ってもらいました。
素材は2×4材で枠を作って枠同士をビスで固定するというシンプルな方法です。
ただ、ビスの間隔を適当に打っていたことで、
途中から強度の弱さを感じたので、結局倍のビスを打つことになりました。
ビスはケチらず、しっかり打つようにした方がいいと思います。
何度も手直しが必要で、付けたり外したりするのが面倒で、
少な目に打つようになったのがミスでした。
後で増し打ちをしまくることになりました。

結論としては、安く、広く、防音性能の高い防音室を自作できました。
ロックウールや遮音シートを惜しみなく使ったのが良かったのではないかと思っています。
この辺りが自作の強みではないでしょうか。

防音室が欲しいけど、費用的に手がでないという方の参考になればと思います。

コメント

  1. […] […]

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